2018年3月に国連食糧農業機関(FAO)が提唱する『世界農業遺産(GIAHS)』に認定されたことを記念した『急斜面に広がる「日本の農業の原点」体感ツアー』を実施いたしました。

美馬市穴吹町『渕名集落』で、地域住民の皆さんとそば殻アクを使った昔ながらのこんにゃく作りや、世界に認められた傾斜地集落の畑で野菜の収穫体験をしました。

昼食は農家レストラン「風和里」で、傾斜地集落の野菜10種が入った春巻や柚子入りのなますなど、地域食材をふんだんに使ったランチをいただき、昼食後には展望台や集落を散策しました。「日本の農業の原点」ともいえる山村景観や食文化を体感いただける内容であり、参加された方々は写真撮影や、地域の方との交流を楽しんでいました。

世界農業遺産を、より多くの方々に知っていただくだけでなく、実際に訪れていただくことで「にし阿波の傾斜地農耕システム」を感じていただけるよい機会となりました。

【日 程】平成30年11月18日 (日)
【場 所】徳島県美馬市穴吹町口山渕名
【主 催】徳島県西部総合県民局
【企画・実施】株式会社東亜 トーアトラベル
【行 程】徳島駅--美馬市渕名集落(こんにゃく作り、野菜収穫、集落散策)--徳島駅
※随時、傾斜地集落でのツアーやご視察のお申込みも承っております。